不動産を売却するまでの内見対応

内覧者への案内対応

新聞折込チラシや不動産ポータルサイトを見て、買主候補の人が室内の見学に来ます。これを内見（ないけん）や内覧と呼びます。

中古不動産はリフォーム済の物件が増えているため、室内をそのままの状況で売るにはある程度の準備をしておかないと見劣りをしてしまう可能性があります。

内見対応は第一印象が重要なのでしっかり準備しておきましょう。

まずは不用品を処分しておくこと

家の売却後は引っ越しが決まっているケースが多いかと思います。そのため、なるべく事前に余計な物は処分しておきましょう。

清掃が行き届いていても、物が多いだけで印象が悪くなるケースが多いからです。また、内見に来る方は収納内も見たがります。

クローゼットの広さや使い勝手を見たいからです。そのため、収納内に物を押し込めても見られてしまうので意味が無いです。

毎回の片付けも大変なので、ここは引っ越しも見据えて思い切って断捨離をしておくくらいがちょうどいいです。

水回りがまず最優先

室内をそのままの状況で売る場合は、まず、物を減らす事。その次は水回りの清掃です。

キッチン、浴室、トイレ、洗面の4か所に関してはそのまま交換せずに使ってもらう想定で売り出しをするのであれば、他人がそのまま使っても苦痛を感じないくらいに清掃をしておくべきです。

キッチンが汚い、浴室が汚いとなれば、内見者は交換を想定して考えます。そうなるとリフォーム費用もかかってくるため、余分な出費が必要な物件と判断されてしまいます。

古くても清潔であれば構わないという人もいるので、水回りはきちんと清掃をしておきましょう。室内全体は掃除をする箇所が無限にあります。

例えば、窓をいくら掃除してもほとんど見られません。窓が汚いからこの家を買わないという人もあまりいません。自分が掃除できる事が容易に想像できるからです。

床をいくら磨いても同じです、掃除機掛けをある程度しっかりしておけば、拭いても落ちない汚れを多少落とした所で見た目はほとんど変わりません。

優先度をつけるのであれば、圧倒的に水回りです。そして、何よりもきれいな水回りで生活するのは気持ちのいいものです。

不動産売却と関係なく良い環境で生活できて気持ちの面でもリフレッシュできるので、良い機会だと思って取り組みましょう。

物件の説明

内見に際してずっと室内をついて回って、説明をする方がいますが、これは止めた方がいいです。案内は不動産会社の仕事ですし、客観的な説明と本音を内見者の方が言いづらくなります。

じっくりと室内を見学したくても売主がずっとついてくるいわゆる「うざい状態」だと早々に切り上げられてしまいます。

また、買主側の本音は売主の生活をあまり意識の中に入れたくないものです。意識の中に入れたいのは自分たちのこれからの生活イメージです。

売主は内見中は不動産会社から質問があった時にだけ答える空気のような役割に接しておいた方がいいです。必死に売り込みをかけるほど、何か焦って売る理由があるのだろうかと誤解を招いてしまいます。

不動産会社買取と仲介の良い所取りを提案

ここまで説明した内見の準備というのは負担が結構大きいです。掃除や片付けがとてもできるような状況でない場合、いちいち内見の対応自体をやりたくない場合、そんなケースもあります。

このような場合は、一般の方向けに売らずに、不動産買取会社に買い取ってもらう方が楽に進みます。不動産買取においては不動産会社が内見をしますが、内見の準備は不要です。

不動産買取会社は買い取った後にほぼ100％リフォームを実施します。そのため、既存の水回りが汚れてようが、壊れてようが気にしませんし物件の評価にもあまり影響しません。

また、荷物が多くても不動産買取会社が買取後に回収をしてくれるので、そのままでも構いません。

ただし、買取のデメリットは相場よりも70％くらいの価格で買われてしまうという点です。そこで、可能であれば、複数の不動産会社に買取り査定をしてもらいつつ、一番高く買い取ってくれる所に売却したいと思いませんか？

ただ、不動産会社ごとに内見に何度も来られても嫌ですよね。時間も説明の手間も査定依頼会社分発生します。できれば、1社に説明や内見にきてもらい、その会社が窓口になってくれたら便利です。

そのようなご要望に応えるために不動産買取QAのサービスをご提案します。不動産買取QAでは不動産買取会社複数社から査定を取る事ができます。

売主様が複数の不動産買取会社との打ち合わせや、交渉に立ち会うのは大変です。特に忙しい仕事の合間を縫って、担当者複数人と会わなければならないのは非常に負担が大きいです。

そこで不動産買取QAが窓口となり、初回内見は不動産買取QAのみが行います。その情報を基に査定額が一通りそろい契約する不動産買取会社を決めてから再度内見を行います。

不動産買取QAが間に入る事で、時間がかかりそうなイメージがありますが、そこは不動産会社間だけでの取引になるためスピードは非常に早く決まります。

また、質問対応もプロ同士が話した方がスムーズに進むためスピード売却を促進する事にもつながります。そして、何より不動産買取QAが間に入る事で仲介手数料を売主様から頂く事はありません。売主様仲介手数料無料にてご利用できるのが最大のポイントです。