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リフォーム済中古マンション激増

hudousankaitori@

中古マンションはほとんどリフォーム済?

アットホームやSUUMO等の不動産ポータルサイトで自分の近所の中古マンションを試しに検索してみてください。

東京23区内の方であればほとんどが、リフォーム済物件ばかりの状況に驚くかと思います。いわゆる古い状態のままの中古マンションはほとんどありません。

2010年頃はリフォーム済みの中古物件はありましたが、その時はどちらかというとユニットバスやキッチンを交換して、クロスを張り替えるくらいの内容で充分にフルリフォームでした。

そういった物件さえもあまりなく、ほとんどがそのままの状態で多少清掃するくらいで売られていました。

不動産買取会社がリフォームして再販売する、買取再販も当時からありましたが、競売物件等で非常に安く買えた物件を少しリフォームして販売する程度が主流でした。

ですが、ここ5年くらいの間に、この買取再販をする不動産買取会社が急増し、並行してリフォームのレベルもハイレベルになってきました。

今では、水回りの設備を一新するのは当然で、ドア、建具、床、壁紙等を間取りを変えずにすべて更新する工事を間仕切り残しと言い、標準的なリフォーム工事のレベルとしています。

これよりさらに間取りを変えたり、古い物件ですと配管も全更新するフルスケルトンのリノベーション工事も増えています。

実際にデータとしても現れてきており、株式会社矢野経済研究所が2021年に実施した、中古住宅買取再販市場に関する調査では、中古戸建および中古マンションの買取再販戸数の年間合計数が2015年は24,300件であったのに対して、2021年予測は39,000件、2025年には50,000件になると推測されていました。

実際に、2022年の調査では成約戸数ベースで前年比5.1%増の41,000戸と推計されており、継続して市場が伸びています。

古いままの状態で一般の人に売るのは難しい時代

2015年から2022年の間のわずか7年で2倍近く、リフォーム済物件が増え、現在ではもっと増えています。

例えば、10年前に中古マンションを購入された人であれば、当時の感覚できれい使っていたからこのまま売れるだろうと思っていたら、全く内見が入らず驚くかと思います。

市場はほとんどがリフォーム済物件が占めているため、その物件と比較されたときにただ単に安いだけでは売れなくなってきています。

仮に、リフォーム費用分くらいを安くしておけば売れるのか?と言われたら、恐らくそれも難しいです。

なぜなら、買主が自分でリフォームを手配するのは非常に手間になります。また、住宅ローンにリフォーム代が含まれないため手持ち資金を出す事になります。

その点、既にリフォーム済物件であれば、住宅ローン一本でまとめて買えるため、そちらの方が買主にとってはハードルが低いのです。

そうなると、売主様が思っている以上に安くしないと売れないのが現実的な落としどころになってきます。

なぜ高い相場が出るのか?

インターネット上で自分の住むマンションの査定を出せるサービスがあります。また、一括査定サイトを使えば複数の不動産会社が査定を出してくれます。

ネット上の情報でご存知の方も多いでしょうが、確実に売れる金額よりも高い金額で査定が出てきます。

それは、専任媒介契約を取りたいので、「高く売れるかもしれない」という夢を語って媒介契約を取り、徐々に値下げをしていくというありがちな仲介手法の呼び水でもあります。

ですが、実際に不動産仲介会社も悪意があって高い査定を出すわけではなく、本当に相場を見誤ってしまうケースも中にはあります。

というのも、不動産の査定というのは自社で周辺データを調べあげて査定を出せる会社はあまりありません。恐らく、IT会社が作っている査定システムを借りて査定を出しています。

そうしないと、多くの査定相談に対応できないからです。その際に査定システムが根拠としているデータが周辺の不動産の売却データです。

この周辺の不動産の売却データにリフォーム済の物件がかなりの比率で含まれています。そうなると周辺の物件相場は当然、リフォーム費用が加味された価格になっているので高くなるのです。

そのデータを基に査定を出されると、リフォームをしていない物件であるにも関わらず、とても高い金額の査定額が出るのです。

当然ですが、その金額で売り出しをしても誰も見向きもしません。なぜなら、リフォーム済の物件が同じくらいの金額で近所で売り出されているので、そちらにみんな行くからです。

このような査定上のデータにリフォーム済物件のデータが紛れ込んでしまっているのが、高い査定額が出る要因になっているので注意しましょう。

不動産会社買取と仲介の良い所取りを提案

ここまでの説明の通り、リフォーム済物件が増えてきている影響で、リフォームをしていない物件は仲介ではなかなか売れずに、不動産会社が買い取るケースが多いです。

不動産を売却するにあたり、可能であれば、複数の不動産会社に買取り査定をしてもらいつつ、一番高く買い取ってくれる所に売却したいと思いませんか?

そのようなご要望に応えるために不動産買取QAのサービスをご提案します。不動産買取QAでは不動産買取会社複数社から査定を取る事ができます。

売主様が複数の不動産買取会社との打ち合わせや、交渉に立ち会うのは大変です。特に忙しい仕事の合間を縫って、担当者複数人と会わなければならないのは非常に負担が大きいです。

そこで不動産買取QAが窓口となり、初回内見は不動産買取QAのみが行います。その情報を基に査定額が一通りそろい契約する不動産買取会社を決めてから再度内見を行います。

不動産買取QAが間に入る事で、時間がかかりそうなイメージがありますが、そこは不動産会社間だけでの取引になるためスピードは非常に早く決まります。

また、質問対応もプロ同士が話した方がスムーズに進むためスピード売却を促進する事にもつながります。そして、何より不動産買取QAが間に入る事で仲介手数料を売主様から頂く事はありません。売主様仲介手数料無料にてご利用できるのが最大のポイントです。

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